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診療圏調査の手順

弊社のおこなう診療圏調査についてご説明します。

1.開業候補地の選定

 開業候補地の選定には色々なパターンがあります。 まずひとつはエリア内のニーズから不足している診療科を開発する場合です。
その地域での医療ニーズは地域の住民に聞くのが最も分かりやすいことは自明の理でしょう。
弊社では独自にマーケティングをおこなっており、実際はその診療科があるのにニーズがあることもあり、外部からは見えない情報を収集しています。
それら調査結果から医療モールの開発やクリニックの誘致をおこなっています。

2.集患が見込める物件か

 開業を希望するドクターの要望により物件を調査する場合は、診療圏調査システムを利用しています。よくある同心円内の人数や競合だけではなく、実際に現地での調査をおこない、交通量や人の流れを確認し、かなりいびつな形の診療圏を設定します。 競合の調査では、目標からの距離、標榜科目、駐車場の有無、院長の情報、患者の出入り等、地図ではわからない情報の調査をおこないます。 近くに大きなマンション群があっても、信号や歩道橋の無い4車線道路が間に横たわっていたらどうでしょう? 一本の道路、線路が診療圏内の人数を千単位で変えてしまうことがあります。

3.ドクターの開業スタイルに合致しているか

 ドクターの開業スタイルには、一戸建て、医療モール、ビルテナント、継承があります。
但し、話してみないと分からないのが更に細かい希望条件です。
一戸建ては将来子供に引き継ぎたい、医療モールで一緒にやりたい診療科がある、街のランドマークになるようなクリニックにしたいなど。
希望はいつも将来の姿に繋がってきます。
将来まで成功する開業物件でなければなりません。

一戸建ては将来を見据えてこの地に根を張るためというパターンが多いのですが、実際の開業を見ていると当初は院内処方で回っていたのが、院外でおこないたいとなったときに調剤薬局を誘致または建設する土地がない。 駐車場の広さが足りなくなった。後から競合が増えてしまったなどの問題を抱えているドクターが多いのです。 それは診療圏調査に、将来の展望を含めていないからなのです。現時点で、公園に子供達がたくさん居ても20年後はどうでしょう。賑わっている商店街のビル診も、近くに巨大ショッピングモールが開店したら……。 市政もチェックが必要です。市街化調整区域に囲まれていないか、土地区画整理事業の予定地に入っていないか、新規道路の敷設事業予定は無いか、その地域の将来を全て知る必要があるのです。
開業の明確な成功は、ドクターの強い希望と合致した物件提供により成就します。

精密な診療圏調査は、物件を希望するドクターとの面談をおこない、その開業スタイルを理解した後おこなわれます。 弊サイトで取り扱う物件は、初期スクリーニングを済ませた、比較的オーソドックスな開業が可能な物件です。 その物件が自分の開業に合っているかどうか、是非お問い合わせください。


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